■墓石のデザイン



   墓石のデザインについては、日本古来からの伝統
   というものがありますし、宗派によってはさまざまな
   ルールが定められている場合もあります。しかし最近
   は故人の趣味を尊重して様々なデザインの墓石が作られる
   ことがあります。実際にあるお墓としては、生前鉄道
   マニアだった故人のために、SLの形を模したお墓などが
   作られています。

   また、霊園によっては霊園全体の美観を考えて、墓石の
   デザインが制約されているところもあります。ある霊園
   では墓石を置かず、名前を刻んだプレートだけが地面に
   打ち込まれているというところもあるのです。

   よくお寺のご住職さんとお話をすることがあるのですが、
   多くのお寺ではあまりお墓のデザインについて、
   「こうでなくてはいけない」というこだわりはない
   そうです。寺院墓地でも最近は洋風のお墓も増えて
   きています。大切なのはご先祖を供養する気持ち、
   そしてお墓があることで、お墓を中心に家族や親戚が
   集まって絆を確かめあう気持ちが大切なのだと言います。
   しかし、長年いろんなお墓に携わっていると、やはり
   墓石は伝統的な日本のスタイルが一番だと感じるよう
   になるそうです。

   その理由は、まず日本の風景に似合う。二つ目の理由は、
   お墓というものは数十年、数百年と残るものなので、
   一時の流行にあわせてもいずれ陳腐化してしまったり
   無意味になったり、後世の人に意味がわからなくなって
   しまうというのです。私たちは見慣れすぎてしまって
   いるために何とも感じませんが、日本のお墓はやはり
   千年以上のタイムスキルによって磨きぬかれ、洗練
   されつくしたデザインなのでしょう。

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