■そもそもお墓って何?
お墓は「ご先祖さまが眠っている場所」という風に
お子さんにお教えになる親御さんも少なくないと思います。
けれど、実はお墓というのは亡くなってしまった方の
ためではなく、私たち現世に生きるもののために存在
しているのです。
あるお坊さんは、お墓の事を「あの世に通じている心の窓」
という風におっしゃいます。私たちがお墓に向かうとき、
私たちは心に亡くなった人のことを思い浮かべます。
そして過去の自分を思い出し、自分もいつかこの世を去る
ことを思います。ご家族やお子さん、あるいは親戚の皆さん
とお墓参りをする時は、自分たちの共通の祖先、父親や母親、
祖父母、叔父・叔母などを思うこともあるでしょう。そして
自分たちが縁あってこの世に在り、いろんな人たちと結び
ついていることを再確認するのです。
立派な墓石をたてても、それだけではご先祖を供養したこと
にはなりません。そこに縁ある人々と共にお参りをして、
人の縁というものや自分の来し方行く末に想いを馳せて、
日々の暮らしを大切に、ご縁を大切にして人生を豊かにする
ためにお墓はあるのです。
墓地に行くと、大変大きくて立派な墓石があるのに、花は
枯れ果て、もう長いこと人がお参りした形跡のないお墓を
見受けます。これでは全く供養していることにならないのです。
現代人は孤独を好む方が増えていますが、私たちは決して
一人で生まれ一人で死んでいくのではありません。そうした人の
つながりあるいはルーツを確認するためにお墓は存在するのです。
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